要請書への対応について京大に質問状を出しました

質問状

先日提出した要請書に対して大学が回答を拒否した件につきまして、7月12日に理事が京大厚生課の窓口に出向き、再回答を求めましたが、一切の連絡がないため、7月27日に、理事3人が厚生課窓口に出向き、質問状を山極総長と川添理事宛に提出しました。質問状の5点について8月10日までに文書で回答を求め、同日までに理事に連絡するよう強く申し入れました。

続いて、今後の吉田寮自治会への対応について、大学としてどうするのか尋ねましたが、答えに窮していたため、元寮生だけでなく社会から注目があつまっている。責任ある立場の人が現状を説明すべきであり、会とも面会してほしいと口答で申し入れました

窓口対応者は、回答は約束できないが、文書と理事の発言内容について伝えると答えました。

京大の対応を踏まえ、理事会で今後の対応を検討したいと考えております。

「要請書への対応について京大に質問状を出しました」への2件のフィードバック

  1.  きのう28日、『基本方針』の実施状況についてという川添副学長の文書が出ています。一読してイヤーな気分です。対話の相手である学生、寮自治会を非難し、自己の正当性のみを主張するこの文章が副学長の名で大学のホームページに掲載される、なんということでしょう。23日に厚生課に出向いた際、7月13日の少人数での話し合い後の寮自治会の記者会見、それを報じた新聞記事について、課長補佐がこれらを承知していることを確認したうえで、亀岡は「では大学当局サイドは、記者会見、新聞報道を踏まえて認識、考え方があらたまるということはないのか」という趣旨の質問を投げかけたつもりですが、それに対しても上記のように『基本方針』に沿ってすすめてますの範疇でしか返事はなかったと認識してます。28日付の文書は相当なボリュームがあり、斡旋状況の人数なども詳細なので副学長の一存で短時間に作成されたものとは思えず、組織的な業務の積み上げをふまえたものと感じとれます。課長補佐の終始事務的な対応には慣れっこになってしまい、今さら個人の不誠実をなじるつもりはないです。かれが管理職でありながら、意思決定過程に関与しないまま、とにかく上席の指示で窓口対応にあたり、持ち合わせの材料でその場をしているだけということもありえるでしょう(その場合は、かつての私自身の姿と重なるものがあり、シンパシーを感じるべきかとも思います)。とにかくイヤーな気分です。情緒的投稿、お許しください。

  2.  8月23日(木)午後2時半より京都大学教育推進・学生支援部厚生課に、元寮生の会の理事4人が出向き、7月27日に提出した質問状(先日提出の京都大学学生寄宿舎吉田寮の保存活用を求める要請書についての質問状)への対応について厚生課長補佐に問いただしました。

     質問状の項目は以下の5点でした。
     1)回答をしない理由について説明せよ
     2)大学のどのような組織、部署で判断をしたか明らかにせよ
     3)川添理事が要請書を読んだかどうかを明らかにせよ
     4)山極総長が読んだかどうかを明らかにせよ
     5)要請書を法人文書として受け取ったかどうか明らかにせよ 

    1)については 「大学としては吉田寮に限らずさまざまな意見が寄せられており、逐一回答することはしていない」と、これまでと同様の説明でした。
    2)については「組織としての判断、どの会議で、どの部署でという回答はする必要がないと考えている」と、こちらも従来の説明の繰り返しでした。
    3)と4)については、「川添理事も、山際総長も、質問状も含めて目を通している。その上での大学としての判断だ」と説明しました。
    5)については「業務で入手した文書であり、厚生課でファイルして保管している」として法人の管理にあるとしました。

     その後に理事とのやりとりがあり、この間の大学の姿勢について「文書を読んで理事や総長がなんらかの判断をするかもしれないが、大学の考え方は寮生の安全確保という『基本方針』から変わっていない」との課長補佐の説明に対し、理事から少人数交渉での川添理事の名簿を巡る発言と齟齬があると繰り返し指摘しました。

     また、理事から、文書で対応を記録する必要のない軽微な事案として処理されていることは、法的に違反しているのではないかとの指摘もありましたが、「しかるべき手続きにそって進めている」と実務者としての自覚をやや疑わざるをえない発言もありました。当方からは、文書を読んでいるとのことだが、大学がどう考えているのか説明がない状況では、会や市民がどのように大学に働きかけていけばいいのか分からない。重ねて文書を提出することになると伝え、継続した対応を求めました。課長補佐は「窓口として意見に対応する」としました。

     100年プロジェクトへのお誘いもしましたが、課長補佐は「行く気はない」と答えたので、組織として職員に行くなと命令はできませんよね、とくぎをさしました。

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