要請書を提出しました

2018年6月22日、16時に
教育推進・学生支援部厚生課に、山極壽一総長・川添伸介学生・図書館担当理事宛の「21世紀に吉田寮を活かす元寮生の会」理事7名による「京都大学学生寄宿舎吉田寮の保存活用を求める要請書」を、32名の賛同署名とともに提出しました。
・窓口で奈倉代表理事が、自らの60年前の寮生活がいかに貴重であったかを話した上で、要請書を厚生課職員に手渡し。厚生課職員は(「受理」かどうかは言葉を濁したものの)、「たしかに受け取りました。ただし、期日までに返事ができるかどうかは保証できない」という趣旨を言いながら受け取りました。
・教育推進・学生支援部棟入口に入るところをNHK、KBS京都、関西テレビのカメラが撮影しました。
・提出を終えて建物から出てきたところでテレビ局数社から奈倉代表にインタビューがありました。

・提出前の15時から時計台記念館記者室で、今回の要請書に関する「21世紀に吉田寮を活かす元寮生の会」理事による趣旨説明を実施しました。
・新聞各社と上記の3テレビ局の記者の前で、奈倉代表理事・冨岡理事・事務局長・広原理事・中尾理事・亀岡理事から、世代を越えて結成した元寮生の会の特徴、趣意書を出した理由、60年前の体験にもとづく寮生活の価値、教育史・建築学からみた吉田寮保存・活用の意義、現代の学生生活と調和させながら寮を動態保存する必要、「吉田寮をつぶしたら京大の恥だ」と述べる識者の声などを説明しました。
・さらに、現寮生を中心とした実行委員会による「市民と考える吉田寮再生100年プロジェクト 吉田寮の再生の提案募集」(後援:吉田寮自治会、「21世紀に吉田寮を活かす元寮生の会」理事一同)について、運営委員の学生2名から説明がありました。
・「吉田寮を保存・活用するアイデアを市民からいただき、広くオープンな話し合いを展開していくことで、あくまで学生寮でありつつも、より公共性を兼ね備えた吉田寮を目指したい」という趣旨の説明に対し、記者との間で活発な質疑応答が行われました。
・この「市民と考える吉田寮再生100年プロジェクト 吉田寮の再生の提案募集」は、「再生デザイン部門」と「継承プログラム部門」があり、どちらも応募資格不問、本日6月22日から募集を開始(締切は2018年9月13日必着)。

「要請書を提出しました」への1件のフィードバック

  1.  6月22日に京大に提出した「吉田寮の保存活用を求める要請書」と、同日に募集を開始した「市民と考える吉田寮再生100年プロジェクト」につきまして、京都新聞と毎日新聞が23日付朝刊で掲載しました。

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